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豪雨災害復旧に７９億円　県、１１８億円補正予算案を発表　農地、住宅対策などに

　県は６日、９月定例県議会（１９日開会）に提案する１１８億６００万円の本年度一般会計補正予算案を発表した。７月の県北部豪雨災害の被災者支援や復旧工事に計約７９億円を計上。補正後の同予算総額は８１８８億６９００万円で、前年同期比０.５％減となった。

　県北部豪雨災害関係では、土砂流入などで被災した農地などの復旧に２６億３４００万円▽堤防や護岸が決壊した河川、陥没した道路の復旧に２１億５２００万円▽壊れた住宅の応急修理や仮設住宅建設などの災害救助費に７億２４００万円▽被災した園芸農家の温室用資材や種苗導入費用を２分の１補助する緊急対策事業費３１００万円―など。

　そのほかの主な事業は次の通り。

　婦人相談所の移転、改修工事の設計費用約４００万円▽鹿児島臨空団地（霧島市）への立地企業に土地購入費の一部を助成する立地促進補助事業約３７００万円▽サツマイモに食害を与えるアリモドキゾウムシが発生したことに対する緊急調査、防除事業約３００万円▽焼酎かすを家畜用飼料として活用するための施設整備への助成約５億５９００万円―など。

　一方、財源として国庫支出金９４億２９００万円や財政調整積立基金取り崩し９億９５００万円、県債３億６４００万円発行などを充てる。同基金残高（本年度末見込み）は昨年度残高から１６７億円減少して１９０億円、県債残高（同）は同８億円減の１兆６１６４億円となる。

＝2006/09/07付 西日本新聞朝刊＝
（西日本新聞）より引用

 

今はカタログハウスが増えてきてるから、災害には弱いかも。住宅対策にもう少し予算が回らないかな。