シーイズ役者が違う!熟女に衰えなし
道中好位につけたシーイズトウショウ(手前)が直線、粘るワイルドシャウトを差し切って重賞V4=中京競馬場
第42回CBC賞(11日・中京11R1200メートル芝17頭、G3)は、シーイズトウショウが直線で力強く抜け出して快勝。今年からハンデ戦に変わったが、57キロの“酷量”をモノともせずに、4年連続となる重賞4勝目を手にした。4年連続の重賞Vは牝馬では史上3頭目。今後は3連覇のかかる函館スプリントS(7月2日・函館)へ向かう。
役者が違った。スプリント重賞3勝、今年の高松宮記念3着の看板はダテではなかった。今年からハンデ戦に変更。牝馬のシーイズトウショウにとって、57キロの斤量は牡馬の59キロに相当する。加えて午前中に降った雨は上がったものの、馬場状態は稍重。切れ味で勝負するタイプ。心配は重なったが、見事に克服した。
好スタートから4番手につけると、馬場のいい外側にポジションを取って追走。抜群の手応えで直線に入り、GOサインを受けると、力強く抜け出した。内で追いすがるワイルドシャウト、外から伸びてくるリミットレスビッドに影を踏ませず、鮮やかにゴール板を駆け抜けた。
池添も笑顔を浮かべた。前日に同期の白浜が東京HJでV。大いに刺激を受けていた。「(白浜)雄造が勝っていたので勝ちたかった」。その“思い”に愛馬も応えてくれた。「強かった。外枠でいい所を回れたのはよかったけど、この馬場で57キロは重いと思う。年齢的に衰えることもない。これからまだまだ楽しみ」。元気な姿に目を細めた。
鶴留師も「勝つときはすべてうまくいく」と自然と表情が緩んだ。今後は3連覇のかかる函館スプリントS(7月2日・函館)へ。今年新設されたサマースプリントシリーズの第1弾。アイビスSD、北九州記念、キーンランドC、セントウルSを含めた5レースでポイント競い、チャンピオンに輝くと5000万円の報奨金が交付される。当然、注目の1頭だ。6歳の熟女が夏競馬を大いに盛り上げる。
(デイリースポーツ)より引用
ついつい共通点を見出してしまいます。同じ熟女としてかなーり共通点があるような・・・ 安達ママもがんばってるしこれからは熟女の時代なのか?